顔を使い分けるのは大人の嗜み

日曜日に食事会がある。

一応、私の誕生日祝と言うことで。
そう、口実である。
最初は苦痛だったが、それなりに年齢を重ね、それなりに過ごせるようになった。
少しは大人になったのか。
それは兎も角、実はちょっとした出来事があり、会いたくない人がいる。
多分、以前からそうだったのだろう。
決定打が出ただけだ。
内心どのツラ下げて…と思っていたが、有難いことに欠席とのこと。
このまま会う機会が無くなると良いけど、そうはいかないだろうな。
忘れた頃に参加するだろうし。
それでも、今回欠席してくれて心より有難うを言いたくなる。
はい、口にはしないけどね。
この件に限らず、口にしてはいけないことが案外多い。
つい昨日も、旦那とある件について意見を交わした。
それは迂闊に吐き出せない言葉。
きっと同じ考えの人は少なからずいる。
でも、口を噤まなければならない。
吐き出すのは容易いけど、責任も伴うから。
受け止められない以上は沈黙するしかない。
大人と言うのは実に切ない。
幾つもの顔を使い分けてこその存在なんだろう。
 
VIA @writing_force