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青担だけど、赤が好き。

某アイドルのコンサートグッズを購入する為、朝早い地下鉄で京セラドームに向かう。
流石に始発ではない。
そこまでする気力もなければ、体力だって危うい。
それでも朝の8時に自宅を出れば、きっと何とかなる。
そんな確信があった。
それにしても何故、そんな早い時間からドームに向かう必要があるのか。
多くの人がそうであったように、私の目的も「会場限定マスキングテープ」。
名古屋では青が、札幌では黄が販売されたというから、残されたのは赤と緑と紫。
そのうち紫は2年程前の限定カラーだったから、恐らく赤か緑だろう。
どちらの色も嫌いじゃないが、出来れば赤がいい。
画像を見た訳ではないが、きっと自分好みの赤に違いないと思い込んでいたのだ。
さて、京セラドームに到着した私は平日にも関わらず、多数の人が列をなしていることに今更ながら驚く。
流石に学生(高校生以下)はいないものの、中にはベビーカーを押している人もいて、他人事ながら心配になる。
せめて乳幼児は誰かに預けてくれよ。
そのうち列が動きだし、グッズ販売が開始される。
限定カラーが赤であることも、この段階で判明。
思わずガッツポーズ。
実は赤が大好きなのだ。
とはいえ、実際に購入するまでは安心は出来ない。
半ば不安な気持ちを抱えたまま、ひたすら並び続ける。
漸く自分の番となり、現物を目にした時は心底ほっとした。
何だかんだで目的のグッズを全て入手し、意気揚々と帰宅したのだ。

それにしても、だ。
何時から私は赤が好きになったのだろうか。
子供の頃から似合わないと言われ続けた赤。
自分には無縁の色と思い込んでいた赤。
その時々の精神状態により身に着ける色は変化したが、不思議に赤だけは手にすることはなかった。
十代後期の淡いピンク。
二十歳前後のチャコールグレー。
二十代中期のパステルカラー。
三十路以降はパーソナルカラーを意識しつつも、ひたすらアースカラー
やがてビタミンカラーに目覚め、時折赤紫を取り入れたりした。
そう、何処にも赤がない。
自分に合う赤があることは知っていても、実際に着用することには抵抗があった色。
そんな赤ではあるが、実は強烈に欲していたのだ。
今年の夏など、積極的に着用していたTシャツの色はズバリ赤。
偶々朱赤に近い色味だったこともあり、抵抗なく着ることが出来た。
仕事中も、ちょっとした下書きに使用したのは赤のボールペン。
普段は太字用のボールペン(勿論、黒)を使っているが、特に煮詰まっている時などは赤の文字であれこれ書き記すことで気持ちを落ち着けていた。
流石に赤の財布は持つ予定がないが、それ以外の小物であれば積極的に取り入れてみたい。
それが私にとっての「赤」だ。

話をマスキングテープに戻す。
限定カラーが何色であれ、私は二つ購入する予定でいた。
一つは言うまでもなく保存用。
もう一つは「取り敢えず、使ってみる」為のもの。
粘着力の弱さが気になるものの、不器用なりに活用したいと日々webで検索している私がいる。