Are you happy?

幸せですか、と尋ねられて即答出来る人が羨ましい。

決して不幸ではないけど、幸せですと答える勇気もない。

少なくとも、こうして生きている。

それなりに年齢を重ね、それなりに世間というものを知り。

自分の中に価値観のようなものが芽生え、それを基準に審判を下していく。

きっと多くの人がそうなんだろう。

当然、理解不能な相手もいる。

理解したつもりの相手もある。

自らが重ねたイメージと食い違い、憤りを覚える夜もある。

いやいや、私が本質に気付かなかっただけなのに。

…などと考える時間が案外楽しい。

誰かを値踏みする意思はないのに、気付けば評価を下している。

そんな愚かささえ愛おしく思える。

他人にそれに失笑し、自身も含めて馬鹿だなと呟く。

そんな歪んだ時間を過ごせること自体、実は幸せなのだろう。

視点が変わると景色も変わる。

本当の意味でそのことを受け容れられたら、もう少し世界は穏やかになるかもしれない。

そんなことも考えてしまう、ある祝日の夜。

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